鴨居が敷居が垂れてしまい建具が動かせなくなった木製サッシの改修のご依頼でした。
昔の家には多い木製サッシですが、経年劣化によって建具の溝が付いている材料の真ん中が垂れ下がってしまう事があります。これは地盤による沈みもありますが、劣化によりどうしょうもない部分でもあります。
今回は既存の建具を外して少し高さの小さいアルミサッシへの変更をご提案しました。
工事内容
・既存サッシ撤去
・窓開口下地
・アルミサッシ設置(雨戸付き)
・内装補修(サッシを小さくした為室内に小壁ができました)
工事期間
3〜4日
工事費用
¥300,000〜500,000-
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工事前
施工前。雨戸も付いている為、サッシの開け閉めに不自由すると日々のストレスにも繋がります。
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サッシ撤去
サッシ撤去後。
外部周辺は最低限の補修でのご希望でしたのでサッシ周辺部を傷めないように解体します。 -
下地設置
元の大きさと同じサッシは開口が歪んでしまっているので入りません。
高さを少し小さめに設定する事で新しい下地をまっすぐに作りサッシの下地とします。 -
防水処理
通常はサッシ取り付け後に行いますが既存との取り合いも考えて、先行で防水シートを張り雨水対策をします。
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サッシ取り付け
サッシ取り付け後。
サッシ周辺に隙間があります。これから周辺部は処理していきます。 -
サッシ周辺板金処理
周辺部下地後に板金屋さんに採寸してもらい周辺部材を加工してもらい板金の枠を設置してもらいました。
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サッシ周辺板金処理
写真のようにサッシ周りに板金で枠を作りました。
サッシや外壁取り合い部はサイディング同様コーキング処理となります。 -
内部仕上げ
サッシ内部。
木製の枠材の加工品を設置。小壁は化粧ボードで仕上げました。 -
完了。
お客様からはサッシが動きやすくなったことを大変喜んで頂きました。
他のサッシもご検討されるようです。I様ありがとうございました。
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竣工日
2024年12月
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場所
東京都町田市
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施工内容
サッシ交換/内部造作/板金工事
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構造
木造