内装壁シリーズ 壁紙ってどんなのがあるの?

リフォームでも皆さんが1番にこだわる箇所と言っても過言ではない

「内装の壁仕上げ」

今回は内装の仕上げの中でも選ぶ方が多い壁紙についてご紹介!

「え?壁紙って種類あるの?」と言われそうですが、厳密には種類があり、それぞれメリット、デメリットがあるので壁紙を選ぶ時の参考にしてみて下さい。



壁紙は大きく分けて6種類有ります。

・ビニールクロス

・紙クロス

・布クロス

・木質系壁紙

・無機質系壁紙

・オレフィン壁紙

名前だけ聞いても分からないと思うのでそれぞれを少しずつご紹介。


◎ビニールクロス◎

一般的に皆さんが壁紙と思っているものはこれだと思います。

塩化ビニール樹脂を原料にした物を言います。


メリット

・色や柄が豊富

・機能性もあり(消臭、汚れ防止、抗菌、防カビetc..)

・コストも抑えやすい

・インテリアに合わせやすい


デメリット

・シックハウス等のアレルギーが心配(最近はかなり改良されてます)

・あくまでも壁紙なのでタイル柄や木柄は本物よりは安っぽくはなってしまう


◎紙クロス◎

パルプ原料の洋紙タイプや和紙を原料にした合成紙タイプがあるもの。

ビニールクロスに比べて耐水性は劣る物なので居室に使用する事が多い。


メリット

・音を吸収してくれる

・空気を通す


デメリット

・継ぎ目の目地が目立ちやすい

・下地の浮陸が出やすい

・ビニールクロスに比べて施工費が高くなりやすい


◎布クロス◎

木綿、麻を使った自然素材タイプやパルプ、ポリエステル、レーヨンなどの化学繊維を使った不織布、シルク素材、サテン素材などがある。


メリット

・高級感がある

・水に濡れても伸びにくい

・自然素材の為アレルギーが少ない


デメリット

・ホコリが付きやすい

・汚れが付くと落としにくい

・防火性が低い



◎木質系壁紙◎

銘木シート、コルクシートを薄くスライスしたものに紙やアルミを裏打ちしているもの。



メリット

・素材感を感じる

・オシャレに見える


デメリット

・コストが高い

・キズ等に弱い



◎無機質系壁紙◎

珪藻土や漆喰を付着させた壁紙。珪藻土などの調湿効果等が少し期待出来る。


メリット

・不燃素材で防火性に優れる

・塗り壁の質感をリーズナブルに味わえる

・調湿効果が期待出来る


デメリット

・手入れがしにくい

・下地の浮陸が出やすい

・触ると表面がポロポロと落ちたりしてしまう



◎オレフィン壁紙◎

プラスチックの一種。

木質柄や石目柄等のシート状の物。


メリット

・汚れに強い

・水拭きが出来る

・キズに強く耐久性が高い


デメリット

・価格が高い

・光沢が出てしまう為インテリアに合わせにくい


それぞれに良いところ悪いところがあり、使用する場所によって選ぶ事が大事だと思います。

個人的にはビニールクロスがコスト面、インテリア面、機能面においてバランスが良く1番選びやすいと思います。


施工時には施工業者さんと良く打ち合わせをして品物を選ぶ事をオススメします。


勿論弊社にもお気軽にお問い合わせ下さい!