失敗しない浴室リフォーム〜後半〜


浴室リフォームは、快適なバスタイムを送るために重要なリフォームです。しかし、間違った選択をしてしまうと、後悔することも。失敗しないために、以下の点に注意してリフォームを進めましょう。


今回はリフォームまでの流れをまとめてみます。是非検討時の参考にしてください。



1.予算の明確化


全体的な予算: リフォームにかける総予算を明確にする。

予算は掛けようと思えばいくらでも掛けられてしまうものです。

ある程度予算を決めて選ぶ優先順位を決める事が大事です。


各項目の予算: 浴槽、壁、床、水栓など、各項目にどれくらいの予算を割り当てるかを決める。

ここは施工店と相談をしていくのがいいでしょう。


追加費用: 工事中の追加費用が発生する可能性も考慮しておく。


リフォームではどうしても予期せぬ事が発生するものです!

事前に追加になりそうな工事項目を聞いて予算に組み込んでおくのもいいです。



2. 間取りと動線の検討

リフォームでは中々変更しづらい点かもしれませんが、動線を考える事も大事です。費用は掛かるかもしれませんが、入り口を変更して洗面所ごとリフォームするのもオススメです。

動線を整える事でヒートショックを防ぐ事も出来るかもしれません。浴室と並びに設置される事の多い洗面所は洗濯をすることも多いと思うので、家事動線を整える事にも繋がり一石二鳥です。


浴室の広さ: 浴室の広さに合わせた設備を選ぶ。広ければいい訳ではなく、家族構成や入浴に掛かる時間を考える事が重要。

湯船に浸からない方はシャワールームに変更する場合もあります。

動線: 入浴動線や収納の動線をスムーズにする。

入り口を変更(折れ戸→引き戸など)することで

将来的にバリアフリーに対応できる設計にすることも検討することも大事です。



3. 素材選び

素材選びと言うと難しいそうですが、

在来浴室であれば仕上げの材質。例えば、床はタイルにしたい、壁は木張りにしたいなど。

ユニットバスであればまずはメーカー選び。

カタログを見たり、ショールームに行って現物を見る事が大事です。

ユニットバスはメーカー毎にグレードやシリーズによって材質なども変わるので何が違うかを理解をして選んでいきましょう。


耐久性: 水に強い素材を選ぶ。

「お風呂なんだから全部水に強いでしょ?」

と思われますが、違いはあります。

例えば木材などは顕著に違いが表れます。

安価なものは水を吸収しやすく腐食しやすかったりします。

ユニットバスでも同様。

グレードによってユニットバスの構造材の材質が違うので違いを確認しましょう。

お手入れのしやすさ: 掃除がしやすい素材を選ぶ。

最近では清掃性を重視して棚を設置しない方が増えています。

デザイン: 浴室の雰囲気に合わせたデザインを選ぶ。在来浴室では仕上げ材の材質や色味。

ユニットバスでは壁のカラーの選択など。



4. 設備選び



浴槽: サイズ、形状、素材など、自分に合った浴槽を選ぶ。メーカーのユニットバスなどでは色々形状の浴槽がある為、好みの浴槽を探すのも楽しいかもしれません。

材質もFRPや人工大理石など、材質によってお手入れも変わります。


シャワー: 水圧、種類など、快適なシャワーを選べる。

エアインシャワーなど節水のタイプや最近では美容メーカーが出す機能性のあるシャワーヘッドに交換するのも流行りです。


便利機能:近年ではユニットバスでは色々な便利機能をオプションで追加する事が出来ます。

・浴槽や洗い場を自動で洗浄

・ミストサウナを味わえる暖房乾燥機

・洗濯物干しに特化した物干しレール


などなど、様々な機能が生まれているのでお好みの物を選びましょう。



5. 業者選び

ここが1番のハードルかもしれません。

工事をやってみるというのが難しいのがリフォーム。金額だけではなく、担当者の提案力や性格が合うかも選ぶポイントになります。


複数の業者に見積もり: 相見積もり。複数の業者から見積もりを取って比較する。

単純に金額の安さではなく、工事内容やどこまでを見積り内で行ってくれるかを確認するのも大事。


実績: 浴室リフォームの実績が豊富な業者を選ぶ。工事時の注意点や浴室リフォーム時にしか出来ない他工事などを説明してもらうと経験の豊富さが確認しやすいかもしれません。


保証期間: 保証期間を確認する。

メーカー保証や漏水の瑕疵などあらかじめ聞いておきましょう。


6. その他

浴室をリフォームするだけではなく、使用の仕方やメンテナンス性も気にする事が大事です。


換気: 浴室の換気をしっかり行う。カビの発生を防ぎ、綺麗に長持ちします。


保温性: 冬でも暖かい浴室にする。洗面所に暖房器具を設置するのもアリです。


照明: 明るく、リラックスできる照明を選ぶ。

近年では照明も色々な種類があり、オシャレな浴室を演出するのも楽しいです。


7. 後悔しないために


ショールーム見学: 実際に設備を見て触れることで、イメージが掴みやすい。


家族と相談: 家族全員の意見を聞き、納得のいくリフォームにする。


アフターサービス: アフターサービスが充実している業者を選ぶ。


浴室リフォームのポイントをまとめた記事も参考にできます。

より詳しい情報が必要な場合は、お気軽にご質問ください。

浴室リフォーム成功の秘訣は、事前の準備と、信頼できる業者選びです。


※上記は一般的な情報です。

リフォームの詳細については、専門業者にご相談ください。

ご希望に応じて、具体的なアドバイスも可能です。

例えば、「狭小浴室のリフォーム」や「高齢者向けの浴室リフォーム」など、具体的な状況に合わせて情報を提供できます。

どのような点に関心がおありですか?

ご希望の浴室のイメージはありますか?

ご予算はどのくらいですか? )


これらの情報を参考に、快適な浴室リフォームを実現しましょう。