リフォームとリノベーションの違いとは?費用相場と後悔しない選び方



住まいの工事を検討中の方へ。

リフォームとリノベーションの違いを、工事内容・費用相場・向いているケースから地域密着の工務店、テクトハウジング有限会社がわかりやすく解説します!


リフォームとリノベーションの違いとは?



住まいの工事を考え始めたとき、「リフォーム」「リノベーション」という言葉を目にする機会はとても多いのではないでしょうか。どちらも家をより快適にするための工事ですが、実は目的や工事の規模、完成後に得られる価値に違いがあります。言葉が似ているため同じ意味で使われることもありますが、違いを理解しておくことで、ご家族に合った住まいづくりを考えやすくなります。


リフォームとは


リフォームとは、古くなった部分や傷んだ箇所を修繕し、今の住まいを元の状態に近づけたり、使いやすく整えたりする工事のことです。たとえば、トイレや洗面台の交換キッチンの入れ替え、壁紙の張り替え、床の補修、外壁塗装、雨漏り修理などが代表的です。

つまりリフォームは、老朽化や不具合を改善して、【毎日の暮らしを快適にするための工事】です。国土交通省の資料では、住宅リフォームは小規模な工事ほど件数が多く、500万円未満の工事が約8割、100万円未満の工事が約5割を占めるとされています。そのため、「気になる部分だけ直したい」「設備が古くなってきたので交換したい」という方に向いています。


リノベーションとは


一方、リノベーションとは、【住まいの性能や価値を高めるために行う、より大きな改修工事】を指します。間取りの変更、断熱性の向上、収納計画の見直し、家事動線の改善、二世帯住宅化、中古住宅の再生などが代表例です。


たとえば、

「壁付けキッチンを対面型にしたい」

「和室をなくして広いLDKにしたい」

「冬寒く夏暑い家を断熱改修で快適にしたい」といったご要望は、リノベーションにあたることが多くなります。単に古い部分を直すだけでなく、今の暮らし方や将来のライフスタイルに合わせて、住まい全体をより良い形に変えていくのがリノベーションの考え方です。



リフォームとリノベーションの違いを簡単にいうと・・・


リフォームとリノベーションの大きな違いは、修繕が中心か、価値向上が中心かにあります。

リフォームは「傷んだところを直す」「設備を新しくする」といった、今ある不便を解消する工事です。

リノベーションは「暮らし方に合わせて間取りを変える」「断熱や耐震など住まいの性能を上げる」といった、住まいそのものの価値を高める工事です。


どちらが良いということではなく、住まいに対して何を求めるかによって選び方が変わります。古くなった設備の交換が目的ならリフォーム、生活スタイルに合わせて住まいを根本から見直したいならリノベーションが向いています。


リフォームとリノベーションの費用相場は・・・


工事を検討する際に、多くの方が気になるのが費用です。一般的に、部分的な修繕や設備交換が中心のリフォームは比較的費用を抑えやすく、間取り変更や性能向上を伴うリノベーションは高額になりやすい傾向があります。費用は建物の大きさ、築年数、劣化状況、設備のグレード、工事範囲によって変わりますが、まずは目安を知ることが大切です。




|◇リフォームの目安 |● リノベーションの目安 |


| トイレ交換・改装    |◇20万~100万円 |● ― |

| 洗面化粧台の交換    |◇20万~50万円  |● ― |

| システムキッチン交換  |◇40万~80万円  |● ― |

| キッチン全体の改修   |◇80万~400万円 |

            |● 200万~600万円程度(壁付→対面化などを含む場合) |

| システムバス交換    |◇50万~200万円 |● ― |

| 壁紙張り替え・内装更新 |◇6万~30万円  |

            |● 50万~200万円程度(和室→洋室、2室を1室にする等) |

| 外壁塗装・外装改修   |◇50万~150万円 | ● ― |

| 屋根塗装        |◇20万~80万円  | ● ― |

| 耐震補強        |◇20万~60万円(金物使用)/100万~200万円(基礎から) | 

            |● 100万円以上になることもあり |

| 住宅全体の改修     |◇500万~2,500万円(躯体以外の全面リフォーム) |

            |●800万~2,500万円(二世帯化)/1,200万~3,000万円(古民家再生) |


※上記は過去の弊社工事金額目安です。設備費・材料費・工事費込みの参考値で、住宅の状況や工事内容により変動します。


トイレや洗面、キッチン、浴室などの交換はリフォームで対応しやすく、比較的予算を立てやすい工事です。一方で、間取り変更や住宅全体の再設計、性能向上を含む工事になると、リノベーションとしての要素が強くなり、工事費も大きくなりやすくなります。だからこそ、「どこを直すか」だけでなく、「これからどんな暮らしをしたいか」まで考えたうえで工事内容を決めることが大切です。



こんな方はリフォームがおすすめです!


リフォームが向いているのは、「設備が古くなったので交換したい」「外壁や屋根の傷みが気になる」「雨漏りや床のきしみなど不具合を早めに直したい」という方です。工事範囲を必要な部分に絞りやすいため、費用と工期を抑えながら住まいの不便を解消しやすいのがメリットです。


また、弊社のお客様の中でも水まわりや内装の比率が高いことが多く、キッチン・浴室・トイレ・洗面といった毎日使う場所の改善ニーズが高いです。


こんな方はリノベーションがおすすめです!


リノベーションが向いているのは、「今の間取りが生活に合わない」「中古住宅を購入して自分たちらしい住まいにしたい」「断熱性や耐震性も含めて見直したい」という方です。お子さまの成長、ご両親との同居、在宅ワークの増加など、暮らし方が変わるタイミングで住まい全体を見直したい場合にも適しています。


リノベーションでは、見た目を新しくするだけでなく、住み心地や性能、動線、収納まで含めて計画できるため、長く快適に暮らしたい方にとって大きな価値があります。


住まいの工事は、カタログや価格表だけでは決められません。建物の状態、敷地条件、周辺環境、ご家族の暮らし方によって、最適な工事内容は変わります。だからこそ、地域のことをよく知るテクトハウジングにご相談ください!



迷ったら「目的」から考えることが大切です


「古くなった設備を新しくしたい」「気になる部分だけ直したい」という場合は、リフォームで十分なことが多いです。

一方で、「暮らし方そのものを見直したい」「今後の生活を見据えて家全体を整えたい」という場合は、リノベーションまで視野に入れて検討したほうが満足度が高くなることがあります。


実際には、トイレ交換のつもりが床や壁の傷みも気になって内装まで直すことになったり、キッチン交換の相談から家事動線全体の見直しにつながったりすることも少なくありません。最初に工事名で決めつけるのではなく、住まいのお悩みや今後の暮らし方を整理して相談することが、後悔しない住まいづくりへの近道です。


まとめ


リフォームとリノベーションの違いは、修繕が中心か、価値向上が中心かにあります。

設備交換や補修が中心ならリフォーム、間取り変更や性能向上まで含めるならリノベーションという考え方が基本です。費用面でも、部分的なリフォームは比較的取り組みやすく、全体を見直すリノベーションは工事内容に応じて大きな予算が必要になります。


住まいの工事をご検討中の方は、まずは「どこを直したいか」だけでなく、これからどんな暮らしをしたいかを考えてみてください。


テクトハウジング有限会社 では、東京都・神奈川県を中心に、一般リフォームから防音・耐震・介護住宅改修まで幅広く対応しています。小さな修繕から住まい全体の見直しまで、お気軽にご相談ください。